はじめに
スマホ料金を節約する方法として人気の格安SIM。
大手キャリアと比べて月額料金が半額以下になることもあり、多くの人が乗り換えを検討しています。
しかし、「安さだけで選んで後悔した…」という声も少なくありません。
本記事では、料金・速度・サポートの3つの基準をもとに、初心者でも後悔しない格安SIMの選び方を解説します。
格安SIMとは?
MVNOとサブブランドの違い
- MVNO(格安SIM)
- ドコモ・au・ソフトバンクの回線を借りて提供
- mineo、IIJmio、OCNモバイルONE など
- サブブランド
- 大手キャリア直系の低価格ブランド
- LINEMO(ソフトバンク)、ahamo(ドコモ)、povo(au)
→ サブブランドは速度安定・キャリアメール不可、MVNOは安いが混雑時速度低下という特徴がある。
格安SIMのメリット・デメリット
メリット
- 月額1,000円台〜利用可能(キャリアの半額以下)
- 自分の使い方に合わせてデータ容量を柔軟に選べる
- eSIM対応・キャンペーンが多く初期費用を抑えやすい
デメリット
- 昼休みや通勤時間帯に速度低下しやすい
- 店舗サポートが少ない(オンライン中心)
- キャリアメールが使えない場合が多い
格安SIM選びの3つの基準
1. 料金
- データ容量別の料金相場
- 3GB:1,000円前後
- 10GB:2,000円前後
- 20GB:2,500〜3,000円前後
- 初期費用・解約金・端末セット割引の有無も確認
ポイント
「安さだけ」でなくトータルコストを見ること。
端末セット割やキャッシュバックを含めると実質料金が下がることも多い。
2. 速度
- 昼12時〜13時の混雑時速度が重要(MVNOはここが弱点)
- サブブランド(ahamo / LINEMO / povo)はキャリア並みの速度
- ゲームや動画視聴が多い場合は速度実測値を確認して選ぶ
3. サポート
- 店舗サポートあり:UQ mobile、ワイモバイル
- チャット・電話サポート:mineo、IIJmio
- オンライン専用(ahamo、povo、LINEMO)は低価格だがサポート薄め
ポイント
スマホ初心者や高齢の家族には店舗対応ありの格安SIMが安心。
失敗しない格安SIM選びのコツ
- 自分の月間データ使用量を把握する
- 昼の速度レビューを必ず確認する
- キャリアメールが必要かどうか確認する
- 端末がSIMフリーか確認する(SIMロック解除)
- 乗り換えキャンペーン・MNP特典を活用する
2025年おすすめ格安SIMの目安
- とにかく安さ重視:IIJmio、mineo
- 速度と安定性重視:LINEMO、ahamo
- 店舗サポート重視:UQ mobile、ワイモバイル
- eSIM対応重視:povo、楽天モバイル
格安SIM契約前に確認すること
- 利用中のスマホがSIMフリーか?
- MNP予約番号の発行方法(キャリアによって異なる)
- 解約違約金・端末残債がないか?
- 通話オプション(5分かけ放題、完全かけ放題)の必要性
格安SIMとスマホセット購入の注意点
- セット購入の方が端末価格が安いケースもある
- ただし、契約縛りが残る場合があるので注意
- 中古・SIMフリー端末+格安SIM契約の方が自由度高いことも
まとめ
格安SIMは「料金・速度・サポート」の3つを基準に比較することで、失敗せず選べます。
乗り換え前に自分のデータ使用量・サポートの必要度・スマホの対応バンドを確認し、キャンペーン活用でさらにお得に使い始めましょう。
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