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スマホのテザリングは自宅Wi-Fi代わりになる?速度・安定性・コスパを徹底検証!

スマホのテザリングは本当に自宅Wi-Fi代わりになるのか?

最近ではスマホの通信速度も向上し、データ容量の多いプランや格安SIMの柔軟なプランも登場しています。そこで「自宅の固定回線を解約して、スマホのテザリングだけで生活できるのでは?」と考える人も増えています。本記事では、テザリングを自宅Wi-Fi代わりに使う場合の速度・安定性・コスト・通信制限・安全性を徹底的に検証します。


テザリングとは?基本の仕組み

テザリングは、スマホのモバイル回線をPCやタブレットなど他の端末に共有する機能です。主な接続方法は3つ。

  • Wi-Fi接続:最も一般的で手軽
  • USB接続:速度と安定性が高く充電も可能
  • Bluetooth接続:消費電力が少ないが速度は低め

速度比較:テザリング vs 自宅光回線

実測データ

  • 平日昼間(4G回線):下り25Mbps / 上り10Mbps
  • 平日夜(4G回線):下り12Mbps / 上り6Mbps
  • 5Gエリア(昼間):下り150Mbps / 上り30Mbps

※自宅光回線(1Gbpsプラン)では下り700Mbps前後が安定。
動画視聴やSNS利用には十分ですが、大容量のダウンロードや複数端末利用では光回線に劣ります。


安定性の課題

テザリングはモバイル回線依存のため、時間帯や場所によって速度変動が大きいのが弱点です。特に夜間や繁華街周辺では通信が混雑し、速度低下が起こりやすいです。


通信制限とデータ容量

スマホのデータ容量はプランによって決まります。無制限プランでも実は速度制限が存在する場合が多く、一定容量を超えると低速化されることがあります。
例:1日5GB超で翌日128kbps制限など。

通信制限対策

  • 自宅では動画画質を下げる(720p→480p)
  • OSやアプリの自動更新をオフ
  • クラウド同期を夜間に設定

コスト比較

  • 固定回線:月4,000〜6,000円
  • スマホ無制限プラン:月3,500〜7,000円(テザリング込み)

固定回線を解約し、スマホ一本化すれば月2,000円程度の節約も可能です。ただし、家族や複数端末利用では容量不足になりやすいです。


セキュリティの注意点

テザリング利用時は暗号化方式をWPA2/WPA3に設定し、パスワードを強固にすることが必須です。公共の場で長時間利用する場合はVPN接続も推奨。


テザリング向きのユーザー

  • 一人暮らし
  • 動画視聴やSNS中心で大容量DLをしない人
  • 出張・引っ越しが多く固定回線契約が面倒な人

テザリングを快適に使うための工夫

  • USB接続で速度確保
  • 高性能なスマホを利用
  • モバイルルーターと併用
  • データ容量が多いプランを選択

結論

スマホのテザリングは一人暮らしやライトユーザーなら十分Wi-Fi代わりになるが、家族利用や大容量通信では固定回線のほうが安定。ライフスタイルや利用状況に応じて使い分けが賢い選択です。

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