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田舎で5Gスマホは本当に使える?圏外地帯で実測してみた結果…

田舎で5Gスマホは通じる?実際の声と不安の正体

「田舎では5Gが使えないって本当?」「5G対応スマホに買い替えても意味ない?」そんな疑問を持つ人も多いはず。都市部では急速に進んでいる5Gの普及ですが、地方や山間部では事情が違います。この記事では、実際に田舎エリアで5Gスマホを使って通信速度やつながりやすさを実測したレビューをお届けします。


測定エリアと条件:今回の実測レビューの前提

  • 測定場所:島根県出雲市郊外・雲南市・山間のキャンプ場
  • 使用スマホ:iPhone 14 Pro(5G対応)
  • 通信会社:LINEMO(SoftBank回線)
  • 測定ツール:Speedtest by Ookla
  • 測定時間:昼12時/夕方18時/深夜1時

実測レビュー:田舎での5G通信速度データ公開

地域時間帯通信種別下り速度上り速度Ping
出雲市郊外昼12時5G42.5Mbps12.1Mbps35ms
雲南市市街夕方18時4G(自動切替)21.7Mbps9.8Mbps48ms
山間キャンプ場深夜1時圏外→4G(低速)5.2Mbps1.4Mbps121ms

レビューまとめ:

  • 郊外の中心地では5G通信が可能。ただし一部の山間部では圏外または4Gに自動切替。
  • 速度的には動画視聴(720p)やSNS利用に支障なし。ただし、オンラインゲームやクラウド作業には厳しい場面も。

格安SIMとの相性:5Gの恩恵は得られる?

今回使用したLINEMOはSoftBankの5G回線を利用しており、田舎でも比較的広範囲に対応していました。ただし、格安SIMの中には5G非対応や速度制限が強いサービスもあります。

田舎で5Gを活かすポイント:

  • 大手キャリアのサブブランド(ahamo, LINEMO, povo)を選ぶ
  • スマホは必ず5G対応モデルにする
  • 屋内や山間部ではWi-Fiとの併用も検討する

他の選択肢:Wi-Fiや4Gとの使い分け戦略

田舎での5Gはまだ発展途上。そのため、以下のような組み合わせがおすすめです。

通信手段メリットデメリット
5Gスマホ高速通信が可能圏外エリアあり
ポケットWi-Fi(4G)広い対応範囲通信速度に限界
光回線安定・高速設置工事が必要
格安SIM(4G)コスト重視通信速度が不安定

実際に使ってわかった!田舎での5Gスマホの活用術

  • 郊外の道の駅やショッピングモールでは5Gが有効活用できる
  • 山間部での利用はまだ不安定。ナビやSNSには問題なし
  • 動画視聴やZoom通話は、エリアにより5G⇔4Gの切り替えに注意が必要

まとめ:田舎の5Gは「使えるが過信は禁物」

田舎でも5Gスマホは使える場所が増えていますが、完全ではありません。今後のエリア拡大に期待しつつ、現状では「5G+Wi-Fi or 4Gの併用」がベストな戦略といえるでしょう。


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